石碑をめぐる
2020年12月11日 19時29分6年生は、先日行った平和学習をもとに、今治市にある戦災の碑を見学に行きました。
まず、南光坊にある「戦災の碑」を見に行きました。
今治市の中心部が爆撃を受け、辺り一面焼け野原になりました。
その場所に、戦災の記録を残すために、石碑を作ったそうです。
その後、旧今治小学校内に置いてある今治国民学校の門柱を見にいきました。
この門柱も被災した後、掘り起こされたそうです。
最後にNTTの敷地内にある慰霊碑を訪れました。
当時は、ここで電話の交換業務を行なっていました。
若い女性が仕事にあたっていたそうですが、爆撃の被害に遭い、命を落としました。
その方達を弔うために、ここに慰霊碑が設けられています。
子どもたちは、自分たちより少し歳上の人たちが、戦争中に国のために一生懸命働いていたことや、あっという間に命を奪われてしまったつらさを感じ取っていました。
終戦して75年が過ぎました。
戦争を経験した方からの貴重なお話を聞き、しっかりと学ぶことができたと思います。
これからの平和な世の中の担い手となれるよう、また、正しく記録を次の世代へと伝えていけるように平和学習をこれからも深めていきたいと思います。